ボリュームライセンス購入ガイド
マイクロソフト製品には、一般的な店頭で販売されている「パッケージ製品」だけでなく、ソフトウェアの使用権利を購入する「ライセンス製品」も用意されています。そのなかでも「Open Business License」などのボリュームライセンス製品はパッケージ製品にはない、次のようなメリットがあります。
- ダウングレード（旧バージョンの使用）が可能
- アクティベーションが不要
- 企業コンプライアンスなどでライセンス管理が楽になる（ライセンスをWeb上で管理できる）
- パッケージやマニュアルがかさばらない
- まとまった数のソフトウェアを割引価格で購入できる
- リスクマネジメントの徹底が容易
- 1枚のCD-ROMで複数のPCにインストール可能
- ソフトウェア アシュアランス（SA）を追加すればアップグレードの予算化が可能
いっぽう、ボリュームライセンスには「3ライセンス以上を購入する必要がある」という制限もあります。ただし、同じ製品を3ライセンス購入する必要はなく、たとえば「Windows 7とOfficeとVisio」など、異なる製品を組み合わせることも可能です。また、例外としてMSDN製品（Visual Studio Pro with MSDNなど）については1ライセンスからの購入が可能です。
なお、ボリュームライセンスはビジネス向けの商品となっていますが、法人だけでなく個人での購入も可能です。
個人/中小企業向けの「オープンライセンス」
ボリュームライセンスの中でも、個人や中小企業向けにおすすめしたいのが「オープンライセンス（Open Businessライセンス)」です。3ライセンスから購入でき、追加購入も1ライセンスから割引価格で購入が可能です。
2年間の「契約期間」がありますが、契約期間の終了後も購入した製品は使い続けることが可能です。また、契約期間中に新バージョンがリリースされた場合に無料でバージョンアップを行えるなどの特典が受けられる「ソフトウェア アシュアランス」オプションも用意されています。
オープンライセンスの詳細については、マイクロソフトのWebサイトをご参照ください。また、ソフトウェア アシュアランスの詳細についてはこちらをご参照ください。
また、ソフトウェア アシュアランス付きで分割払いも可能な「オープン バリュー」というプログラムも用意されています。こちらは企業内での一括購入に適したプログラムとなっています。
オープンライセンスの購入例
オープンライセンスでは3ライセンス以上の購入が必要になりますが、たとえば「Windows 7のアップグレード版とOfficeのみが必要」や「OfficeとVisioだけが欲しい」という場合、これらと低価格の製品と組み合わせることで3ライセンスにまとめることが可能です。低価格の商品の例としては、安価なOffice Mobileがあります。これを利用して、たとえば下記のような組み合わせでの購入が可能です。
※価格は通常オンライン割引時の税抜き価格- Windows 7 Professional（Upgrade License、22,621円）＋Office 2010 Standard（42,607円）＋Office Mobile（940円）、合計67,108円
- Office 2010 Standard（42,607円）＋Visio 2010 Standard（25,133円）＋Office Mobile（940円）、合計68,680円
大規模な企業/組織向けの「オープン バリュー」「セレクト」「エンタープライズ アグリーメント」
マイクロソフトのボリュームライセンスプログラムでは、オープン ライセンス以外にもより大規模な企業/組織で有用なや「セレクト」、「エンタープライズ アグリーメント」といったプログラムも用意されています。これらについても期間限定で特価での提供を行っておりますので、ご検討ください。
